店員の態度が悪い
「接客」というのは数多くある仕事のなかでももっともポピュラーなものです。学生時代に「アルバイトをしよう」と考えた際に真っ先に浮かんでくる仕事も、「接客」であることが多いものです。
「店」と一言にいってもさまざまなものがあり、私たちは目的に応じてさまざまな店を使います。ちょっとしたモノが買いたい場合、コンビニを使いますし、薬がほしければ薬局を訪れます。「買う」ということだけでなくても、髪を切りたければ床屋か美容院に行きますし、体調が悪ければ病院に行くものです。目的に応じてさまざまな場所に行って、必要なものを仕入れたり、必要なサービスを受けたりするものなのですが、その際には必ず「店員」、「スタッフ」、「受付」などで応対されるものです。
その際に相手は「仕事」としてその接客を行っているのであり、こちらが求めているものを円滑に手に入れることができるようにするべきなのです。わからないことがあれば説明をし、何か不備があればそれを正すことが必要です。それが「仕事」である以上、それが店員の責任であり、それを完遂することで対価を得ているのです。
アルバイトであれパートであれ、そのように対価を得て働くということは「社会」に参画するということです。社会に参画するということは責任を果たすということです。ですから、こちらが満足できないサービスであれば、「クレーム」を真摯に受け止める必要があり、そもそもが「クレーム」などが発生しないような「仕事」をするべきなのです。このようなことは「当たり前」のことであるため、私たちはそれらの接客を受ける際はこちらが「不快」になるとは思っていないわけです。
だからこそ、その店員の態度が悪ければイライラするものですし、無礼な態度を取られてしまうと納得できないものです。度が過ぎると「クレーム」として相手に伝えることになります。相手によっては、それが納得できるものであれば反省し、相手によっては開きなおり抗弁してくるものです。それは「所詮アルバイトだから」という甘えだったり、そもそもの責任を放棄していたりするからです。
特に宴会などでアルコールが入った状態では、いつもでは怒ったりしないことに対して怒りを感じてしまうこともあるものです。アルコールが入ることで気が大きくなったり、いつも以上に短期になったりすることがあるもので、居酒屋でのトラブルはよく見られる光景です。店員にとってみれば「付き合いきれるか」という気持ちになるのも無理はないことという状態もあるでしょう。
時にはそのような場合でも笑って流すということが必要なこともあります。「もうその店は使わない」ということで、済ませばいいということもあるのです。ダメな店員は何を言ってもダメなモノで、どのように叱っても、何を伝えても、「変わらない」ということだってあるのです。そのような店員を雇っている店舗側にも責任があるものです。実害がないのであれば、もうその店に近寄らなければ良いのです。