大学に進学した頃から、「宴会」というものが急激に「日常」として一気に身近になります。成人するまでアルコールは摂取してはいけませんが、宴席には参加する機会が増えるものです。

宴会にもさまざまな規模とタイプがあるもので、「ちょっと一杯ひっかけて行くか」というレベルのものから「みんなで集まろう」というものまで、ケース毎に違うものです。そしてそのような店に幾度か通っていれば、明らかに混んでいるときと、明らかに空いているときの「差」を感じることもあるでしょう。宴会が多くなる季節、小規模ではあるものの人とお酒を呑むことが多くなる季節など、一年を通じて私たちはさまざまな「宴会」と付き合うものなのです。宴会の根本は「人と関わる」ということ、人とコミュニケーションをとるということです。私たちが人間である限り宴会はなくなりませんし、社交の場はいくらでも広がるものなのです。

だからこそ「居酒屋」というサービスが成立します。居酒屋が商売として成立するのは、世の中が「コミュニケーション」が必要であるということ、健全であるということです。いくらインターネットが発達したとしても、いくら直接会わなくてもコミュニケーションがとれるようになったとしても、「人と向き合って話す」ということはなくならないもので、便利な世の中であるからこそ、なくしてはいけない交流というものがあるのです。なくなってはいけない人と人の関わりというものがあるのです。

そして、私たちは一年をさまざまなタイミングで区切るもので、一年の始まり、そして春など、季節が変わる度になにかの「区切り」として、新しい明日を迎えるための「振り返リ」のようなことを行うものなのです。そのような「ケジメ」のシーズンは、居酒屋は予約でいっぱいになることが多いものです。ただふらっと立ち寄ったとしても、なかなか入れなかったり、長い時間待つことになったりするかもしれません。

そのようなシーズンに宴会を企画するのであれば、まず「曜日」を考えることが大切です。例えば週の始まりの「月曜日」であれば、たいていどこのお店もすいていることでしょう。月曜日から宴会をしようなどと考えるような人はあまりいないからです。そして「時間」です。早めの時間を設定することで、予約が取りやすくなるかもしれません。そのようにして目的のお店を確保することが「幹事」の手腕でもあります。

参加する人全員が心地よくお酒が楽しめるように、宴会の予約は最初の一歩として大切なことです。シーズンはどのような団体も同じですから、「宴会」を楽しいものにするための「工夫」は絶対に必要なことでしょう。全員が快適に過ごせる、全員が楽しく過ごせたならば、その宴会はとても良い記憶として残ることでしょう。そしてまた次のシーズンを迎える。その繰り返しで、私たちは日々をモチベーション高く過ごすことができるのです。それが宴会本質です。